イワシの日記

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ゲーセンマナー的な話とか

 お久しぶりです。

 スパルタクスロイヤルについて続報を、と思いましたが、最近触っていないので特に書くことはありません。気が向いたらまた書きます。

 

 今回はゲーセンの話です。

 

 もう一か月も前になりますが、Vtuberの社築さん(社築🖥 (@846kizuQ))さんと、プロゲーマーのDJ DOLCE.さん(dolce_iwate (@dolce_iwate))のコラボ配信がありました。


【Vtuber×プロ×弐寺】beatmaniaⅡDX ~大魔王DOLCE.降臨編~

 僕は当日それを見ていたわけでもないし、存在は知ってはいたものの特に気にしていませんでした。

 しかし、つい最近、「配信をきっかけにビートマニアを触ってみた」というツイートが流れてきたではありませんか。

 正直、新規ゲーマーの取り込みが厳しいと感じていたビートマニアを新たに触れてくれる人が現れたのは、ただのいちゲーマーとしても嬉しく思います。

 ということで僕もその配信の録画を見てみたのですが、とても面白かったです。「わかる人にはわかる」ネタが随所に散りばめられ、終始笑わせてもらったと共に、DOLCE.さんは言わずもがな、彼と共に雑談しながらハイレベルなプレイを繰り広げる社さんにも改めて感服しました。

 マニアックなネタが多かったようにも思いますが、これをきっかけにビートマニアに触れてみようと思ってくださった方がいたのはとても良いことだと思います。ハマってやり込むようになればもっと社さんのコンテンツを楽しめるようになりますよ、きっと。

 

 ということで、ビートマニアは家庭用はもちろん今もゲーセンで稼働しているので、是非皆さんにも始めて頂きたいところなのですが、「正直ゲーセンって怖い」「何をすればいいのかわからない」という方も多くいらっしゃることでしょう。

 そこで、音ゲーマーを増やしてデカい顔したい僕が、「ゲーセンマナー的な話とか」「ビートマニアIIDXの始め方」の二回に分けて講釈垂れてみようと思った次第です。そしてこれはその一回目になります。ゲーセン慣れしてる人は、近々更新する後者の記事だけでもいいかもしれませんが、もしご興味があればご一読いただきたいな、と。

 

 


 

 

Q.そもそもゲーセンって一人で行って大丈夫?

A.大丈夫です。多分。

 ゲーセン、おそらく行かない人にしてみれば「UFOキャッチャーとプリクラとあとなんかゲームがある」ぐらいの認識だと思われます。一人で行って楽しめるだろうか……という不安がある方もいらっしゃるかもしれませんが、ゲームにハマれば、むしろ一人の方が都合がいいこともあります。現に、ゲームをするために一人でゲーセンに来る人は大勢います。なので特に浮いたりという心配をする必要はありません。ただ、治安に関しては地域差もあるでしょうがやはり注意が必要です。手荷物はなるべくコンパクトにまとめ、手元に置ける範囲に抑えると良いでしょう。

 

Q.予算はどのぐらい?

A.音ゲー1プレイなら100円あれば大体事足ります。

 100円で遊べるのは音ゲーなら大体どの機種も長くて10分弱ぐらい。また、最近では交通系ICカードにチャージされた電子マネーで支払いができる場合もあります。その場合、店舗によっては1クレジット(1プレイ分の料金)100円でない場合もあります。また、新機種や、その地域に筐体が少ないゲームだと1プレイ200円に設定されている場合もあります。

 


 

ここからは少し長くなりますが、個人的に大事だと思うことを書いておきます。

 

・ワンプレイ終了したら交代しよう

 筐体に連続してコインを入れることを略して「連コ」などといいます。他ジャンルのしきたりは分かりませんが、音ゲーにおいては、後述するような例外を除き、基本的には連コはマナーのよくない行為という暗黙の了解があります。ワンプレイが終了したら、後ろや周りに並んで待っている人がいないかどうか見てみましょう

 また、自分が遊びたい機種に既にプレイしている人がいても、近くで待っていれば大抵の場合はプレイが終了したら交代してくれるので、待ってみましょう。待っている人のための椅子が置かれていたり待機場所やウェイティングシートの記入が決められている場合もあるので、やりたい機種の周りを少し見まわしてみるといいかもしれません。

 そもそも、ゲーセンとしては稼働しているゲーム機には継続的にお金が入るのが望ましい状況です。なので、時間効率を考えれば、同じ人が継続してコインを入れたり、一度にまとめて投入した方が収益は良くなります。が、公園の遊具などをイメージして頂くと分かりやすいかと思いますが、ブランコが楽しいからと、待っている子がいるのにいつまでも独占していたら、喧嘩になりますよね。流石にゲーセンでいきなり喧嘩が勃発することはそうそうありませんが、可能性はゼロではありません。トラブルの芽は摘みましょう。

 

 例外として、通称「無制限台」というものがあります。これは、店舗側が設置するかどうかを決めるもので、設置する場合は無制限台とそうでない「交代制」を分けて分かりやすく表記されていることが一般的です。

 無制限台は、遊戯を続ける限り、無制限にコインを投入してよいというのが一般的なルールです。そのため、ゲームに慣れている人がやり込みたい時などに使うことが多くあります。目の前の人が何プレイも連コしている時、交代してほしいと声をかける前に、無制限台でないかどうかまずは確認しましょう。

 

 余談ですが、プレイを始めたら基本的には終わるまでその場を離れないでください。

 初めて遊ぶゲームは勝手が分かりにくいかもしれませんが、多くの場合、1クレジット分のゲームが終わると、「ゲームが終了しました」などの表示が画面に出ると思います。これが表示されるのを見たら筐体から離れても問題ありません。

 音ゲーは1プレイで2〜5曲(5〜10分前後)ほど遊べる機種が大半で、1曲目がクリアできなかったのでそこで終わりということはあまりありません。稀に、1曲目がクリアできなかったので終わりだと思ったのか、あるいは飽きたのか、その場を離れてしまう方がいます。そうなった場合、まだゲームは続いているので、待っていた人がすぐ遊べるわけではない上、困惑します。

 これもまた稀ですが、慣れていそうな人が普通にプレイしている間にその場を離れることがあります。理由は分かりませんが、大抵は戻ってきてプレイを継続します。荷物などを置いたままにしている事が多いですが、それすらないと、「ゲームをやめた」のか「何らかの理由でその場を離れただけ」なのか区別がつきません。

 ゲームをやめたのであれば、慣れている側の私たちとしては、すぐ遊ぶためになるべく早く終わるよう、放置された筐体を操作してゲームを終了させることができますが、後者のような「一時的にその場を離れただけ」の相手にそれをやってしまうと、トラブルになるのが目に見えています。

 なので、余程「相手がゲームをやめてその場を去った」と明確にわかる状況でなければ、わざわざ人がコインを入れた筐体に触ることはしないプレイヤーが大半だと思いますが、それが分からないと結局放置された筐体を前に数分待たされることになるので、知らないゲームでも、できる限り最後まで遊んで欲しいな、と思います。

 

 

・人のプレイを見る時は適切な距離で、基本的に撮影禁止

 

 音ゲーをやっている人にはあまり近づかないようにしましょう。

 何のゲームでもそうだと思いますが、見られていることが分かるぐらい近寄られると、置き引きの不安などもあり、ゲームに集中できなくなります。

 また、maimai(ドラム式洗濯機のような見た目のゲーム)などでありがちですが、1人でプレイしている方の隣の空いたスペースでガチャガチャするのもやめましょう。特にmaimaiの場合はプレイしている姿を録画してネット上にアップロードする機能があり、そのためのカメラにばっちり映ります。

 また、音ゲーの中には、やらない人からすると理解しがたい、派手な動きを求められるゲームもあります。そのため非常に目立つのですが、それが面白いからといって撮影したりするのはやめましょう。当たり前ですよね。ただし、自前でカメラを用意したり、知人に撮影してもらっているプレイヤーなどもいるため、撮影している人を第三者視点で見つけても、下手に声かけなどはしない方が良いです。どのゲーセンも撮影禁止が基本なのですが、場合によって「他の人が映らないようにすれば自分での撮影はOK」などの条件つきで許可されていることもあります。

 

 


 

 大体、以上のようなことを抑えておけば問題ないのではないか、と僕は思います。自治厨乙、という感じですね。表現が古いですね。

 あとはまあ、ゲーセンによってルールが定められている場合もあるので、そういった類のものがないかどうか、張り紙などをよく見てみましょう。

 

 正直、ゲームに入れ込んでいる人間の中には変な人も一定数いるので、「こんなことがあった」などとおきもち表明をし始めるとキリがない部分もあります。もしかしたら僕も誰かに嫌な思いをさせているかもしれません。ですが、知っているルールを遵守しよう、ルールを知ろうという努力さえすれば、対人トラブルなどは減らせるものと思います。みんなで楽しく遊べる環境がいいですよね、やっぱり。

 

 そんな感じです。おわり。